予防接種・ワクチン接種

当院では、各種予防接種を行っており、市町村の助成が受けられるものもあります。
予約制で3日前までに予約が必要です。WEB予約(24時間受付)もしくは電話にて予約をお願いします。
なお、ワクチン接種後に体調の変化が無いかを確認するため、接種後30分間(インフルエンザ・コロナは15分間)は院内でお待ちいただきます。
※インフルエンザ・コロナワクチンは当日予約も受け付けています。
注射の痛みが気になる方へ「リドカインテープ」をご用意しています。
定期・一般予防接種
市町村の助成がある予防接種や、自費で行う予防接種を実施しています。
子宮頸がん、日本脳炎、二種混合、RSウイルス(妊婦)接種の際は必ず母子健康手帳もしくは予防接種歴がわかる書類をご持参下さい。
ワクチン費用
インフルエンザ6~29歳期間外
30~64歳期間外
65歳以上(1月31日まで助成あり※)期間外
経鼻ワクチン(フルミスト)6~18歳のみ期間外
肺炎球菌 プレベナー2065歳のみ※¥3,300
65歳以外¥12,100
キャップバックス¥15,400
帯状疱疹 不活化ワクチン(シングリックス)65,70,75,80,85,90,95,100歳※¥6,200
上記以外¥24,200
弱毒生ワクチン65,70,75,80,85,90,95,100歳※¥2,200
上記以外¥7,700
新型コロナ12~29歳期間外
30~64歳期間外
65歳以上(3月31日まで助成あり※)期間外
子宮頸がん(シルガード9)小学校6年生~高校1年生の女子無料
上記以外(男女とも接種可能)¥25,850
RSウイルス 妊婦向け(アブリスボ)妊娠28週0日から36週6日までの間無料
上記以外¥29,920
高齢者向け(アレックスビー)¥27,500
二種混合(ジフテリア・破傷風)11歳~13歳未満無料
上記以外¥7,700
日本脳炎第2期(9歳~13歳未満)
特例(平成19年4月1日以前に生まれかつ20歳未満)
無料
上記以外¥6,050
肝炎A型肝炎¥17,930
B型肝炎¥2,900
破傷風トキソイド¥3,300
おたふくかぜ(ムンプス)¥3,960
麻疹(はしか)・風疹混合[MR]¥6,930
麻疹(はしか) 【現在、入荷できません。麻疹風疹混合ワクチンをおすすめします。】¥3,960
風疹¥3,960
水痘(水ぼうそう)¥7,700
狂犬病(ラビピュール)¥16,500
腸チフス(Typhim Vi【タイフィム ブイアイ】)※予約受付は1週間前まで¥12,100

●上記の費用はすべて1回あたりの料金です。

※なお、インフルエンザ、新型コロナ、帯状疱疹、肺炎球菌ワクチンの費用は日向市、門川町にお住まいの場合です。お住まいの(住民票がある)市町村により費用が異なります。
県内すべての市町村の助成が受けられます。上記以外の市町村の料金はお問い合わせください。
また、宮崎県外に住民票がある方は、お住まいの市町村へご相談ください。当院で実費で接種を行った後、還付が受けられることがあります。
 
予防薬費用
マラリア(マラロン)1錠¥880
渡航先に到着する1~2日前から服用を開始し、滞在中は毎日1錠内服。マラリアの流行地域を離れてからも1週間は内服を続ける。
※ 要予約(1週間前まで)

予防接種の痛みが気になる方へ

当院では予防接種の痛みを軽減することが可能なシール状の薬剤「リドカインテープ(ペンレステープ)」をご用意しています。
予防接種の30~60分前に注射場所に貼ることで、痛みを減らすことができます。
希望される方は、来院時に受付にてお申し出ください。 (1枚 100円)

インフルエンザワクチン
ワクチンを接種してもインフルエンザウイルスに感染することはありますが、発症を防ぐことや重症化を防ぐことに一定の効果があります。特に高齢者はインフルエンザにかかると重症化しやすいため市町村の助成もあります。
ワクチン接種後、約2週間で予防効果がみられ、約4カ月間持続します。
当院では6歳以上の方への接種を行っています。なお、12歳以下の方は、3~4週間程度あけて2回接種することが推奨されています。

また、6歳~18歳の方には、2024年より日本で承認された、鼻の中にスプレーするタイプのインフルエンザ生ワクチン「フルミスト」の接種も行っています。
肺炎球菌ワクチン
肺炎の原因としては肺炎球菌が最多です。死因順位としても悪性新生物、心疾患に次いで肺炎は第3位であり、高齢になるにつれて肺炎による死亡率も上昇するため肺炎の予防が重要です。

2026年4月1日から、市町村が行う定期接種ワクチンがニューモバックス(PPSV23)→ プレベナー20(PCV20)に変更されました。
従来のニューモバックスは5年に1度の追加接種が必要でしたが、プレベナー20は免疫記憶が形成されるため、1回で長期的な保護が期待でき、追加接種は原則不要です。
定期接種(市の助成が出る)対象者は65歳(誕生日〜翌誕生日前日)のみです。

過去にニューモバックスのみ接種歴がある方は、前回接種から1年以上空けて、プレベナー20またはキャップバックスの追加接種(自費)を推奨します。
ニューモバックスの再接種は2025年9月改訂の専門家指針で推奨されないことになりました。
また、65歳以上で肺炎球菌ワクチンを接種したことのない方も、プレベナー20またはキャップバックスの追加接種(自費)を推奨します。

プレベナー20
20種類の血清型をカバーします。小児から高齢者まで広く原因となる菌を含んでいます。1回の接種で長期間の免疫効果が期待できます。
キャップバックス
21種類の血清型をカバーします。特に成人の重症肺炎(侵襲性肺炎球菌感染症:IPD)の原因となりやすい型に特化して選別されており、高齢者におけるカバー率がプレベナー20より高いとされています。1回の接種で長期間の免疫効果が期待できます。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。
多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、後遺症として数ヶ月から数年に渡って痛みが続くことがあり、「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれています。また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。
加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となることがあります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。
50歳以上の方は、ワクチン接種で予防することができます。帯状疱疹ワクチンには、不活化ワクチンと生ワクチンがあり、それぞれに長所と短所があります。
 弱毒生ワクチン不活化ワクチン(シングリックス)
帯状疱疹
発生抑制効果
51.3%50歳以上 97.2%
70歳以上 89.8%
効果持続期間5年程度9年以上
接種回数1回2回(2ヶ月後に2回目)
適用年齢50歳以上50歳以上
副反応接種部位の痛み、腫脹、発赤
※3日~7日で消失
接種部位の痛み、腫脹、発赤、筋肉痛、倦怠感、頭痛
※3日~7日で消失
長所・費用が安い
・接種回数は1回
・予防効果が高い
・免疫が低下している人も接種できる
短所・不活化ワクチンと比較して予防効果はやや低い
・免疫が低下している人は接種できない
・費用が高い
・2回の接種が必要
2025年4月より定期予防接種になり、対象年齢の方は、接種費用の一部について市町村による助成を受けられるようになりました。
・今年度中に以下の年齢を迎える方(65,70,75,80,85,90,95歳)
・不活化ワクチン(6,200円)と生ワクチン(2,200円)のどちらでも選択可能です。
・不活化ワクチンを選択した場合は、対象年度内であれば2回とも助成が受けられます。(6,200円×2回=12,400円)
・不活化ワクチンは遅くとも2027年1月までに1回目の接種を終えましょう。
肝炎ワクチン
●A型肝炎
A型肝炎は貝類などの食品を介して感染します。日本国内ではA型肝炎の発生は少ないですが、世界的には発展途上国を中心に流行しています。そのため、アジア、サハラ砂漠以南のアフリカ、中南米に渡航される予定のある方に接種をおすすめします。
接種方法/回数皮下注射/2回
(2~4週間後に2回目)
※より強い効果を期待する場合は、6ヶ月後に3回目も可
当院での対象年齢6歳以上
副反応接種部位の痛み、腫脹、発赤、筋肉痛、倦怠感、頭痛
※数日で消失
●B型肝炎
平成28年よりB型肝炎ワクチンの定期接種が始まり、1歳になるまでに3回接種することとなっています。当院では、乳児へのワクチン接種は行っておりませんが、6歳以上でワクチン接種を希望される方への接種を行っています。
B型肝炎は血液・体液を介して感染することから、以下の方への接種が推奨されています。
・ 医療関係者
・ 医療以外で血液や血液製剤にさらされる可能性のある方
・ 定期接種開始以前に出生し、接種を受けたことのない方
・ B型肝炎の方と性的パートナーの方や同居家族
・ 複数の性的パートナーをもつ方
接種方法/回数皮下注射/3回
(1ヶ月後に2回目、5~6ヶ月後に3回目)
当院での対象年齢6歳以上
副反応接種部位の痛み、腫脹、発赤、筋肉痛、倦怠感、頭痛
※数日で消失
複数の種類のワクチンを接種する場合
以下のいずれかのワクチンを接種した後に、他の種類の以下のワクチン接種を希望する場合は28日以上間隔をあける必要があります。
その他のワクチンは制限は投与間隔の制限はありません。
また、同時接種であれば、以下のワクチン同士を含め、複数のワクチンを接種することも出来ます。

・おたふくかぜ(ムンプス)
・麻しん風しん(MR)
・麻しん
・風しん
・水痘(水ぼうそう)
・帯状疱疹弱毒生ワクチン

新型コロナウイルスワクチンと他のワクチンは、同時に接種できず、どちらが先であっても2週間の間隔が必要です。
ただし、インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンに限り、同時接種が可能で、どちらが先であっても間隔は不問です。